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生誕300年記念 若冲展

  • 開催日:2016年04月22日~2016年05月24日
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伊藤若冲(1716-1800)は、18世紀の京都で活躍したことで知られる画家です。繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描く一方、即興的な筆遣いとユーモラスな表現による水墨画を数多く手掛けるなど、85歳で没するまで精力的に制作を続けました。

本展では、若冲の生誕300年を記念して、初期から晩年までの代表作約80点を紹介します。若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」(※釈迦の之繞(しんにょう)の点は1つ)3幅と「動植綵絵」30幅が東京で一堂に会すのは初めてです。近年多くの人に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。

特別展「黒田清輝」 日本近代絵画の巨匠

  • 開催日:2016年03月23日~2016年05月15日
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本展は「湖畔」で広く知られ、日本美術の近代化のために力を尽くした黒田清輝(1866-1924)の生誕150年を記念した大回顧展です。フランスへ留学した黒田は、師ラファエル・コランや同時代のフランス絵画に刺激を受けながら、サロンに入選を果たします。帰国後には、印象派風の明るい光の表現を取り入れた黒田の画風が、日本の洋画界に新風を吹き入れました。さらに東京美術学校で教育を任され、日本洋画のアカデミズムを築きます。そして日本美術を国際的に認められるものにしようと苦闘しながら制作にはげんだのです。

この展覧会は師コランやミレーなど、フランスで出会い導かれた作品を合わせて展示しながら、留学時代の「読書」「婦人像(厨房)」や帰国後の「舞妓」「智・感・情」などの代表作によって、黒田清輝の画業全体を振り返ろうとするものです。

カラヴァッジョ展

  • 開催日:2016年03月01日~2016年06月12日
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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610年)は、西洋美術史上最も偉大な芸術家のひとりであり、イタリアが誇る大画家です。彼の理想化を拒む平明なリアリズムや、劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現は、バロックという新時代の美術を開花させる原動力となりました。彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中からやってきた画家たちによって熱狂的に継承され、その影響はルーベンスやラ・トゥール、レンブラントなど、17世紀の数多の画家たちに及んでいます。

本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名作と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品を合わせた50数点を展示します。「五感」、「静物表現」、「光」、「斬首」といった、カラヴァッジョの芸術を理解するために重要なキーワードに従って章立てを構成し、彼の芸術の革新性と継承者たちによる解釈と変容の過程を検証します。また、裁判や暴力沙汰といった彼の生涯をしばしば波立たせた出来事を記録した古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの人生と芸術両面におけるドラマをご紹介します。

没後100年 宮川香山展

  • 開催日:2016年02月24日~2016年04月17日
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世界に冠たる陶芸の名手・初代宮川香山(1842-1916)は、明治3年(1870)に京都から文明開化の町・横浜へ移り、輸出用の陶磁器制作を開始しました。そして高度な技術を結集し、陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で装飾する技法「高浮彫」を生み出します。超絶技巧の限りを尽くした香山の「眞葛焼」は、またたく間に欧米諸国を席捲し、絶賛を浴び、万国博覧会や内国勧業博覧会で受賞を重ねました。

と発表して、さらに「明治日本の力」を欧米に知らしめたのです。こうした功績が評価され、ついに明治29年(1896)、陶芸の分野で二人目となる帝室技藝員に任命されました。

本展では、質・量ともに国内随一を誇る貴重な田邊哲人氏のコレクションを中心に、香山の「眞葛焼」の全貌に迫ります。 高浮彫作品の目くるめく迫力、そして釉下彩や青磁などの吸い込まれそうなみずみずしさと優美な品格を、一挙にご堪能いただけるまたとない機会です。

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション

  • 開催日:2016年01月20日~2016年04月04日
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岡山県倉敷市の大実業家であり、社会貢献や福祉の分野にも多大な足跡を残した大原孫三郎(1880-1943年)は、西洋美術を紹介する日本初の本格的な美術館を、1930年に倉敷に創設しました。その優れたコレクションに世界が瞠目した、大原美術館の誕生です。開館の礎となったのは、同じく岡山県出身の画家である児島虎次郎(1881-1929年)が、孫三郎の支援と理解を得てヨーロッパで収集した美術品の数々でした。その後も大原美術館は、孫三郎の思想を引き継いでコレクションを拡充し、日本を代表する美術館として多くの美術愛好家の心を捉え続けてきました。

大原美術館のコレクションは、西洋近代美術のほかにも、日本近代洋画、民芸運動にかかわった作家たちの作品、エジプトやオリエント、東洋の古代美術、そして戦後美術から、いま第一線で活躍している現代美術家の作品まで、きわめて多岐にわたります。本展覧会には、そのすべての部門から選ばれた逸品の数々が一堂に会します。そして、約1世紀にわたって時代とともに歩んできた大原美術館の活動を、珠玉の名品とともに紹介します。

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

  • 開催日:2015年10月27日~2016年02月21日
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今から約2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝。その巨大な陵墓のほど近くに大量に埋められた地下軍団「兵馬俑」は、20世紀最大の考古学的発見のひとつであり、1974年の出土以来、続々と新しい知見と驚きをもたらしつづけています。

本展は、最新の発掘成果を採り入れながら、始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介するものです。バリエーション豊かな兵馬俑をはじめ、絶対権力者だからこそ実現できた作品の圧倒的な迫力を示すとともに、始皇帝が目指した空前の規模の「永遠なる地下世界」の実態に迫ります。

特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ」-天才の挑戦

  • 開催日:2016年04月29日~2016年06月19日
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レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は、イタリアのヴィンチ村で生まれました。フィレンツェで修業したのち、ミラノをはじめイタリア各地で活躍し、晩年はフランス国王の宮廷に招かれ、生前より多くの画家に影響を与えています。「万能人」として解剖学、地質学、水力学などに関心を示し、絵画・彫刻だけでなく舞台装置の設計に携わり、音楽家・軍事技師・建築家(都市計画や治水事業までも含む)としても活躍したことも有名です。レオナルドは生涯を通じ、その研究や思想を膨大な数の素描や手稿として残しました。芸術が、より良い社会の実現に結びつくと考え、研究成果を絵画に表そうとしたのです。

本展では、そのようなレオナルドの挑戦を、日本初公開の円熟期の油彩画《糸巻きの聖母》と直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』を中心に紹介します。このほか、花や子どもを観察した日本初公開の真筆素描7点(うち1点は弟子との共作)、レオナルド派による日本初公開の珠玉の絵画、神話化・伝説化されたレオナルドの生涯を表した版画など約60点と、素描から忠実に再現した関連模型を通じ、天才の挑戦を体系的に展観します。